敗血症診断マーカー パスファーストPresepsin
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メディカルレポートvol.2

敗血症の重症度を反映する新しい診断マーカー プレセプシン
01.【報告例】ACCP/SCCMに準じた敗血症の重症度分類での
プレセプシン値

1991年のAmerican College of Chest Physicians/Society of Critical Care Medicine (ACCP/SCCM)の合同カンファレンスにおいて定義された敗血症の重症度分類に基づき、SIRS、敗血症、重症敗血症、敗血症性ショックの症例群にそれぞれ分類した時のプレセプシン値を示します。

この報告より、SIRSの病態においてプレセプシン値は低く、敗血症、重症敗血症、敗血症性ショックへと重症度の進行に伴い、有意に上昇する傾向が見られました。このことから、プレセプシンは敗血症の重症度と良い相関を示し、臨床状態を反映して推移するマーカーであることが報告されています。